「子供のころからお世話になっているおじいちゃん・おばあちゃんに敬老の日のプレゼントを渡したいけれど、何を渡したら喜んでくれるのかわからない」このようなことを悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

1年に1度、お年寄りに感謝の気持ちを伝える大切な日ですから、少しでも喜んでもらえるものを選びたい、と考えるのは当たり前ですよね。では、喜んでもらえるプレゼントを選ぶためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

そこで今回は敬老の日に贈るプレゼントの選び方について解説していきます。渡すものによっては失礼に当たる場合もあるので、しっかり理解してから選ぶことをおすすめします。

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そもそも敬老の日とは？

プレゼントを選ぶ前に、そもそも敬老の日とはどのような日なのかについて理解しておきましょう。敬老の日の由来は兵庫県の小さな農村で農閑期の9月中旬に行われた「敬老会」であるといわれています。その後、その風習は全国に広まり、「子供の日」「成人の日」が祝日となるに当たり、9月の第3月曜日に「敬老の日」が制定されました。お年寄りに普段の感謝の気持ちを伝える昔からの会合は祝日となり、家族や親戚から祝福される大切な記念日へとなったわけです。

喜んでもらえるプレゼントを選ぶためには

普段からの感謝の気持ちを乗せて贈る敬老の日のプレゼント。少しでも喜んでもらうためにはどのような点に気を付ければよいのでしょうか？おすすめポイントをご紹介します。

好みをさりげなく聞き出す

普段から相手が欲しいものや気になるものを聞き出せるような会話を心がけましょう。改まって聞くのではなく、いつもの会話の中に「そういえばこんなものが好きだったよね？」とか、「最近そういうのが好きなんだ」といったような文章をさりげなく織り交ぜながらリサーチしていくことがポイントです。

あなたがこのようなコミュニケーションの中から相手の好みや欲しいものを知り、プレゼントすることで、渡されたおじいちゃん、おばあちゃんは「この間話したこと、覚えてくれていたんだ」という嬉しさと、渡されたプレゼントに対する喜びでいっぱいになるでしょう。

渡す相手の現状を予め把握しておく

• せっかくもらったプレゼントだけど、最近糖尿になってしまい、食べられない
• 前は好きだったスポーツも最近腰が悪くなり、せっかくもらった運動器具が使えない

渡したプレゼントにより、おじいちゃん、おばあちゃんがこのような気持ちになってしまったら、せっかくの記念日が台無しになってしまいます。

• 普段から良好なコミュニケーションを保っておく
• こまめに連絡を取り、現状を把握しておく

このような行為を普段から心がけておくことが、喜んでもらえるプレゼントを選ぶためには必要です。

趣味に関連したものを選ぶ

今、熱中している趣味にちなんだものをプレゼントするのも1つの方法です。以前よりも少し時間に余裕ができたお年寄りはいろいろな趣味を持つようになります。普段自分では買えないような、趣味に関連したものをプレゼントすると、とても喜んでもらえます。

プレゼントの予算の相場は？

敬老の日に贈るプレゼントの予算の相場は大体3,000円〜10,000円です。あまり高価なものを送っても逆に気を使わせてしまうので、注意しましょう。また、予算をかけなくても小さいお孫さんが作ってくれた「肩たたき券」などは、おじいちゃん、おばあちゃんにとてもよろこばれますよ。通常のプレゼントと一緒に渡してみてはいかがでしょうか？

選ぶ際に気を付けておきたいこと

贈ると逆に失礼に当たり、相手を不快にさせてしまうかもしれないプレゼントもあるので注意しましょう。

• ハンカチ：漢字で書くと「手巾（てぎれ」となり、相手との決別を意味してしまう
• 寝具：「死」と「苦」を連想させてしまう
• 靴下：「相手を踏みつける」という意味合いがある
• パジャマ：「寝付く」という意味合いから、寝たままになることを連想させてしまう

このほかにも歳上に贈らないほうが良いとされる品物はいくつかあります。プレゼントを選ぶ前に一度調べておくことをおすすめします。

まとめ

敬老の日のプレゼントに少しでも喜んでもらえるものを選びたいのであれば、普段からのコミュニケーションがとても大切です。何気なく交わした会話から好みを把握し、普段から楽しんでいる趣味について考慮しながら選ぶと、とても喜んでもらえますよ。

但し、選ぶ際にはおじいちゃん、おばあちゃんの体調についてもしっかり理解しておいてくださいね。また、年配の方に渡すと失礼に当たる品物についてもチェックしておきましょう。