たくさんの種類があるスマホケースは、使われている素材もさまざまです。素材によって手触りが異なるため、スマホケースを選ぶ時にこだわってみるのもおすすめです。今回は、スマホケースに使われている素材の種類と、それぞれの手触りについても詳しくご紹介します。

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スマホケース素材の種類

最近のスマホケースに使われている素材のうち、一般的に使用されているのは「ポリカーボネート」「TPU」「シリコン」「革（レザー）」「アルミ」の5つです。ここで、それぞれの素材の特徴を詳しく見ていくことにしましょう。

ポリカーボネート

ポリカーボネートの大きな特徴は、衝撃にとても強い素材だということです。ガラスよりも軽いのですが、ガラスの250倍以上もの耐衝撃性があります。加工しやすいこともあり、スマホケースの種類も多く、比較的安く手に入れることが可能です。

柔軟性の高さも特徴の一つで、ケースを少しひねりながらスマホに取り付けると、ぴったりフィットさせることができます。つるつるした感触が特徴の素材なので、色やデザインによっては指紋が目立つこともあります。

TPU

TPU（熱可塑性ポリウレタン）とは「Thermoplastic Polyurethane」の略称で、見た目は透明なゴム状の素材であり、ゴムの弾力性とプラスチックの強度を合わせ持っています。衝撃に強い素材で傷が付きにくい一方、熱に弱く、ドライヤーやヒーターの熱で変形することもあります。

ケースを半分に折りたためるほど非常に柔らかく、肌触りも滑らかで、手に優しくフィットする感じで持つことができます。

シリコン

シリコンは、ポリカーボネートやTPUといったプラスチックよりも柔らかい素材で、耐衝撃性も高く、傷が付きにくいのが特徴です。耐熱性も高く、200℃以上の温度でも変形することがありません。しかし、粘着性が高いことから、ホコリや指紋が付きやすいため、放っておくと汚れが定着してしまいます。

シリコンも、TPU同様にケースを半分に折りたためるほどの柔らかさがあります。また、手に吸い付くような抜群のグリップ感があり、滑りにくく掴みやすく感じるでしょう。ただし、厚みのあるケースが多く、他の素材と比較して重く感じることから、片手での操作がしにくいと感じる方もいるようです。

革（レザー）

革（レザー）素材は手帳型タイプのスマホケースに使われることが多く、見た目にも高級感漂う質感があります。革自体の柔らかさから耐衝撃性も高く、落としてもスマホ自体への影響は少なくなります。使い込むにつれて深い味わいが表れるのも特徴で、柔らかくてしっとりした感触が得られるでしょう。

長い期間、革のケースを使用すると、ボロボロになってしまう可能性が高くなります。お気に入りのケースは長く使いたいのが本音でも、修復できないくらい傷んでしまったら、新しいものにすることをおすすめします。

アルミ製

アルミ製のスマホケースはしっかりと強度を保つことができるため、衝撃に非常に強く、耐久性も抜群です。その他の素材のケースと比較すると、経年劣化が少なく、長く安心して使うことが可能です。

スタイリッシュにデザインされたケースも多いことから、見た目の高級感も特徴です。ひんやりとした手触りで放熱性が高く、スマホの熱をスマホケース全体に拡散させて本体温度の上昇を抑えてくれます。

スマホケース素材の特徴を知って手触りの良さを楽しもう

スマホケースに使われている素材には、それぞれに特徴があり、手触りもさまざまです。いろんな素材のケースを使ってみて、しっくりくるものを探してみるのもおすすめです。今回の記事を参考にして、自分に合うタイプの素材のスマホケースを見つけてみてください。